毎日飲み続けるだけ！ 薄毛に効く　オリジナルハーブティーレシピ

薄毛対策で、医療機関にかかるのは、高い治療効果が得られることは、多くの人に知られています！
実際、医療機関で高い治療費を払いながら、通っている人もいることでしょう。

ですが、「それだけではダメだった」という声も少なくありません。

そんな治療の成果が出づらかったアナタに、とっておきの奥の手を伝授しましょう！！

その奥の手とは、オリジナルの「ブレンドハーブティー」！



世の男性の多くは、「ハーブティーは、健康に気をつかう女性が、アフタヌーンテイ一代わりに飲むもの」くらいにしか、認識していないかもしれません。

しかし、
ハーブ(herb)という英単語は、「薬草」という意味であり、
ドラッグ(drug)も、もともとは「乾燥薬草」を意味する、ドローグ(drogue)というフランス語から派生したもの。
つまり、ハーブティーも男性に無関係ではないのです。

ハーブは、ヨーロッパでは古来より病気を癒すために重宝され、現代の医薬品の約25%は、栽培されたハーブが原料になっています。

薬事法などの法的規制があるため、店頭で販売されているハーブティーにあからさまに効能をうたうことはできませんが、種類、量、回数を意識しながら飲用を続けることで、ときには“単なる気のせい”以上の効果が得られることもあることも。

発毛・育毛に効く「オリジナルブレンドハーブティー」の材料と作り方は、次の通りです。

【材料】(1日分)

・フィーバーフュー(ナツシロギク)：小さじ3
・ローズマリー：小さじ1
・セージ(サルビア)：小さじ1
・ネトル(セイヨウイラクサの葉)：小さじ1
・好みのフレーバーのハーブ(ラべンダーやカモミールなど)：ティーバッグ1袋
・ハチミツor砂糖無添加ジャム：適宜
・ナチュラルミネラルウォーター：500㏄

ハーブはいずれも乾燥させたもので、専門店やネット通販で簡単に入手できます。
ハチミツやジャムは、お近くのスーパーで売っているもので構いませんが、できれば品質の劣る、価格帯の安すぎるものは避けましょう。

【作り方】

①材料を全部小鍋に入れ、蓋をして中火にかける。
②沸騰しかけた時点で火を止め、蓋を取らず30分ほどそのままにしておき、ハーブのエキスが浸出し切るのを待つ。
③水筒などに、茶こしでこして入れる。
少し飲んでみて濃すぎると思ったら水を足します。
特に胃弱気味の人は、一リットルぐらいになるまで薄めておいたほうがよいでしょう。

このハーブティーを水筒に入れ、勤務先に持っていき、6～7時間かけてチビチビと時間を空けながら飲みきります。(それ以上過ぎると、風味が落ちてしまうため)
これを、週3～6日の頻度で続けるようにします。

では、各ハーブの効用について説明していきましょう。

　フィーバーフュー

発毛に効果を発揮するための最も重要なハーブで、使用する分量も多めになっています。

フィーバーフューの発毛効果を認め、はじめて公表したのは、大阪大学の冨田哲也助教授。

勤務する阪大附属病院で処方した、パルテノライド(フィーバーフューの薬理成分)製剤を服用していた患者らが、続々と発毛を報告したことがそもそもの発端です。

患者によっては、「三週間くらいして、丸見えだった後頭部の地肌が隠れだす」ほどの即効性が見られ、自身うす毛を気にしていた冨田助教授も、ものの一カ月で髪が生え始めたそうです。

本来はガン転移抑制やリウマチに効くパルテノライドが、なぜ発毛に効果があるのかは、また十分に解明されていませんが、おそらく薄毛の要因「悪玉男性ホルモンDHT」の働きを抑制するからではないかと言われています。

しかし、個人差はあるものの、ほんの数週間で長期の不毛部位にも発毛させるほどのパワーがあることから、未知のメカニズムも働いていると考えられています。

　ローズマリー

スパイスとして有名なローズマリーは、プロぺシアと同様に、5a-還元酵素の作用を阻害する働きを持つことが知られています。
どうしてもプロペシアの服用に抵抗感のある人は、ローマリーの配合量を適宜増やすとよいでしょう。

　セージ＆ネトル

セ－ジとネトルは、身体の全体的なコンデイションを良好に保つ働きがあるといわれています。

フレーバーに特徴がなく、飲みづらさもあって、日本ではあまり人気のないハーブですが、ヨーロッパでは多くのハーブ療法士が絶賛するほど、健康維持作用に優れています。

実際、これらのハーブのおかげで種々の病の苦しみから解放されたというケースは、決して少なくありません。
ダイレクトに薄毛に効くわけではないですが、「健全な身体に健全な毛髪が宿る」という意味でも、おススメのハーブです。
(ただし、セージは白髪予防に有効だとされているので、白髪に悩む人にも。)

　フレーバー用のハーブ

「フレーバー用のハーブ」が必要なのは、フィーバーフュー・ローズマリー・セージ・ネトルの4点セットだけでは、かなり飲みづらくなってしまうため。

特にフィーバーフューは、「良薬口に苦し」で苦味が強いハーブです。
そこで、ラべンダーなどの比較的飲みやすいハーブも入れ、さらに甘味料としてハチミヅを加えるというワケです。
フレーバー用のハーブは、何種類か買い置きしておき、日替わりで使えば、飽きがこなくて続けやすくなります。
ハーブ専門ショップでは、バラエティーに富んだハーブが売られているので、好みの味を求めていろいろ試してみるのも楽しいですね。


このブレンドハーブティーを、チビチビ飲むように勧める理由は2つあります。

 理由1　
一度に飲みきってしまうと、人によって胃が荒れることがあるため。
(たいていのハーブには、それなりの刺激があります。)

 理由2
多くの人が習慣としている、コーヒー・お茶・清涼飲料といった噌好品の摂取を、自然に減らすため。
砂糖・コーヒーミルク・炭酸の含まれる飲み物は、薄毛と直接の因果関係があるわけではないですが、心身のトータルな健康管理のためにも、これらの嗜好品は摂らないにこしたことはありません。

人によっては、このブレンドハーブティーを常飲するようになってから、毎日の服用が必要なプロぺシアの服用回数を2日に1回に減らしても、髪の成長に影響がなくなることも。

ただし、薄毛治療がまだ軌道に乗っていない人が、単にお金を節約したいからという理由でプロぺシアの回数を減らすのは、かなりリスキーなので注意しましょう。