8話 : 久しぶりの飲み会①

仕事の繁忙期がやっとひと段落着いた頃、久しぶりに忠義から飲み会の誘いがあった。



最近めっきりTwitterにもログインしてなかったのだが、
今回はフェイスブックつながりで急に持ち上がった飲み会なのだとか。

忠義の友人関係といっても俺はあまり関わりがなかったりするので
初対面の人間が多いだろうということだった。


初対面と聞いて怯む俺ではない。

正直仕事の疲れは残っていないでもないが、
女性はもちろん、イケメンは同性にも好かれてなんぼなのだ。

誘いにはすぐに行くと返事した。



当日は朝からおしゃれなスーツで仕事に行き、
2時間だけ残業をこなしてさっさと職場を出る。


店は雑誌などでも取り上げられる人気のバーだった。

なんでもここの店長が主催するバーの5周年記念パーティーなのだとか。
常連客とその友人だけが招待されている。


店の前には長身で浅黒く日焼けした男が携帯を片手に待ち合わせをしている。
顔もなかなかイケメンだ。



ここのところ、若い世代が集うパーティーにはしばらく顔をだしていなかったので
自分といい勝負をしそうなイケメンを見て気が引き締まるような思いがした。



(まあ、日焼けしてる時点で俺の勝ちだけどね。)


一瞬目があったが、気づかないフリをしてさっと店に入った。


到着したのは8時前だったが、既にかなりの客入りだった。



「おーーい!」

「おー、久しぶりー!」


聞きなれた声に答えて奥へと進む。

4人のソファ席に忠義と可愛い女性が座っていた。



「仕事忙しかったんだろー?大丈夫だった?」

「最近やっと落ち着いたよ。誘ってくれてありがとうな。」

「来てくれて良かったよ。あ、この子ここで仲良くなったんだ、めぐみちゃん。

「あ、こんばんわー、」


めぐみちゃんと呼ばれた女の子がにっこりと笑う。



それだけで今日一日の疲れがふっとんだ。



(ああ、飲み会っていいもんだなああ!!!)



心の底からそう思った。

そういえば最近仕事以外でもなんだか塞ぎがちだったような気がする。

心の中に凝り固まった何かがゆっくり溶けていくようだ。




「スーツ超かっこいいねー、うちの会社私服勤務だから憧れるー。」

「えー、そかな。いつものスーツだよ。私服の方が楽しそうじゃん」


本命の彼女が居るにもかかわらず、俺は開放感と恵ちゃんの笑顔にすっかり舞い上がっていた。



「おい、恵ー。」



その時後ろから低い男の声が聞こえた。


「あ。達也。」

「え?」

「おう、達也、やっと帰ってきたか。」


振り返ると、先ほど入口であったイケメンがビールを持って立っていた。


「知り合い?」

「こんばんわー」

達也から先に挨拶してきた。
ちょっと見は強面だが、挨拶するときにクシャっと笑顔を見せる。


(こ、こいつ・・・・できる!!!!!)



今の笑顔は俺が女なら速攻落ちていたレベルだった。


慌てて俺も笑顔を作った。
達也もまた忠義の知り合いで、恵とも仲がいいらしい。

ちなみに恵と達也は恋人同士ではなかった。



俺たちは4人組のソファ席でしばらく楽しく会話した。

それぞれの仕事のこと、このバーであった出来事…4人の相性がいいのか、
どんな話題も面白く興味を持って聞くことができた。


恵ちゃんも達也も話すのがうまいのだ。さすがおしゃれなバーの常連客。


特に達也の話にはセンスがある。

友人の隆もセンスのいい会話をするが、隆史の話はどちらかというと身内に受けるタイプで、
達也の話の方が万人受けするような気がした。


途中、ドリンクを取りに行くという達也についていった。




(つづく)

【実際に使用したから分かります。国内安心の育毛剤】
M字には薬用プランテル M字以外ならチャップアップ ミノキシジル同等の構造を持つ!
  詳細はこちら   詳細はこちら   詳細はこちら

コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。