“亜鉛”を味方につけて、モテ男に！～抜け毛対策と精力増強　意外なカンケイ～

大抵の男性は、仕事上、詳しいとか、ボディメイキング〈ボディービルディングやハードなスポーツ〉が趣味だとかでない限り、食品の栄養価に対して、関心が薄いですよね。
せいぜい、「メタボ気味だから、カロリーと脂質と糖質くらいは気にしている」程度では、ないでしょうか？

“ビタミンC”なら、なんとなく酸っぱいもののイメージはできます。
だけど、“亜鉛”と聞くと、「何それ、金属っぽい味？」なんて、思ったり・・・。

確かに、“亜鉛”は、それ単体では、ほとんど味がしません。
しかし、ウスメン&ウスメン予備軍諸氏にとって、“亜鉛”はなくてはならない成分なのです。
それは、どういうことかを、これからお話ししましょう。

《“亜鉛”の不足は、薄毛を促進させる！？》

体内の“亜鉛”が不足すると、抜け毛が多くなります。
“亜鉛”は、新しい細胞を作ったり、成長させる酵素と、密接な関係にあり、髪の成長も例外ではないからです。
また、亜鉛不足は、味覚障害、傷が治りにくくなる、そして精子数減少、などの弊害も。
亜鉛は、比較的手に入りやすい食材の中に含まれているので、少し食事を気にするだけで、摂ることができますよ。

《“亜鉛”は、男のナイトライフ充実に不可欠！？》

『男の充実したナイトライフに！』みたいな、キャッチコピーの、亜鉛を含んだサプリを目にしたことはありませんか？
これは、“亜鉛”が、男性の生殖と深い関係があるからなんです。
“亜鉛”は、前立腺に多く存在していて、一度の射精で、亜鉛が1～7㎎放出されています。

（ナント、一日の必要量15㎎を超える、25㎎摂取したのに、不足がみられたなんて話も！）
要するに、意識的に“亜鉛”を摂ることで、毎日の精子製造を手助けしようってワケですね。

《大事なのは、やっぱりバランス！》

こんなふうに、“亜鉛”が、髪にも下半身にもいいときたら、すぐに摂りたい！たっぷり摂りたい！と思うのが、人情ですよね。
しかし、残念ながら、亜鉛を摂ったら摂っただけ、髪もフサフサ、夜もギンギンになるワケではないのです。
亜鉛を摂りすぎると、銅や鉄など、ほかのミネラル成分とのバランスが崩れ、かえって、脱毛の原因になってしまい、ウスメンにとっては、まさに本末転倒な話。

亜鉛を摂りつつ、ミネラル（特に銅）のバランスを崩さないのが、重要なんです。
亜鉛と銅の最適な比率は、亜鉛：銅＝8.5：1。

実際、食事で摂る場合は、以下のような食材が、あります。

【亜鉛を多く含む多い食品】
牡蠣、タラバガニ、しじみ、ホタテ貝、焼き海苔、ココア、カシューナッツ、クルミ、アーモンド、カボチャの種、肉類、玄米、小麦、小麦胚芽、ネギ、大豆、まいたけ、ゴマなど

【銅を多く含む多い食品】
牡蠣、ナッツ類、クルミ、牛レバー、そば、エビ、オリーブ油、ハマグリ、ニンジン


厳密に、㎎数を計算するのは、非常に煩雑なので、これらを偏りすぎないようにする程度の、気をつけ方で構いません。

たとえば、居酒屋やバルで飲むとき、
いろどりシーフードときのこづくしのアヒージョ（ホタテ・エビ・ハマグリ・まいたけ・オリーブ油使用）を、パンまたは、玄米パンに、乗せながら食べたり、
ニンジンサラダのゴマドレッシング和え、鶏肉のカシューナッツ炒め、みたいなものを注文すれば、自然に、複数の亜鉛・銅を含む食材が、摂れますよ。


今日からは、亜鉛&ミネラル摂取で、髪も下半身もタフな男に！
しっかり食べる男性は、女性にも好印象です。